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zoom RSS 分配金配分形式変更からほぼ1年。だからこそいわせてもらう。パフォームマネーは健全な形で使ってほしい!

<<   作成日時 : 2017/11/14 12:06  

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Jリーグは2016年夏に英国動画配信大手のパフォームグループとの大型契約により、財務基盤が強化され、それに伴い各チームへの分配金、中でもJ1での上位入賞賞金が大幅にUPすることになった。そこからもう1年が経とうとしている。J1リーグは31節(鹿島と浦和はACLとの兼ね合いで32試合)まで消化。早くも鹿島が優勝に王手となった。

案の定、上位チーム優先の分配金配分で今年のJ1リーグは戦力・資金力に秀でたチームがほとんど上位を占め、残留争いは戦力上位では広島しか巻き込まれず、しかも3位チームが早くも2位浮上も絶望的になるなど、夏場からはつまらない展開となってしまっている。その中でもC大阪はあの悪夢の降格から3年ですっかり逞しくなったと思う。リーグ戦では、4年連続で返り討ちにあったプレーオフ昇格チームのジンクスを跳ね返し、ルヴァン杯は控え選手主体で戦うことが多かったにも関わらず無敗優勝でクラブ初のタイトル獲得。辛うじてC大阪だけが下剋上で盛り上げてくれたといえよう。一方で金持ちで大補強したはずのFC東京の11位は恥ずかしい。ルーカス・ポドルスキで騒がれた神戸にしても一応8位でAクラスだが戦い方は不安定。西の盟主と位置付けられたはずのG大阪は長谷川健太監督の掲げてきたファストブレイクが通じなくなり、負傷者続出もあって10位。金持ちチームといえども苦戦したケースがあったのはある意味面白かったが、それでも鹿島の独走を許したのは納得いかない。J1については鹿島が独走で連覇しても、実質的な主役は負け犬根性を払拭して盛り上げたC大阪じゃないだろうか。C大阪の奮闘がなければ今年のJ1は本当につまらなかったといえよう。近年問題だらけだったクラブだが今年は大いに讃えたい。

J2はやはりプレーオフの影響で戦力の弱いチームでもチャンスがめぐってきてテンションが高まり、下剋上が少なからず発生し、今年もプレーオフ争いで大いに盛り上がった。2年前に死んだ魚の如くJ3に降格し、1年で復帰したばかりの大分が以前ならイメージできなかったような巧みなポゼッションサッカーを身に着けて40節までプレーオフ争いを続けたのは見事。水戸はJ1ライセンスがないにも関わらず一時は13試合無敗、さらにはホームでは上位陣相手に互角以上に戦い、本当によく頑張ったものだ。プレーオフ争いには遠かったものの、大木武監督が率いた岐阜のパスサッカーは本当に魅力的で、毎試合ほぼボール支配率なら上位陣すら上回り、センターFWにスケールのある選手がいれば少なくとも大分より上になれたと思えるほど健闘していた。何よりも驚きなのは長崎だ。開幕直後までは経営問題が囁かれており、昨年の苦戦を考えると降格も予想されたが、ジャパネットたかたの高田明社長が筆頭になってクラブ再建を図ると、選手たちも意気に感じて特にホーム戦で神がかったほどの好成績をおさめ、41節で自動昇格を確定。高田社長はカネを出すだけでなく、機を見て選手たちとコンタクトをとり士気を高める部分もあり、まさに体を張ってチームを救ったものだと感心させられた。今年のJ2の主役は文句なく長崎といえよう。
一方で福岡、名古屋といった降格組はいずれもプレーオフまでには入れたものの、予想以上に不安定ぶりが目立っていた。また最終戦を残した時点で9位以下はプレーオフも消滅したが、それでも上位10チームまでにJ1未経験チームは長崎だけと、こちらも事実上カネと戦力だけの勢力図となったのはやや残念でもある。それだけに長崎は本当によくやった。

こうして考えると、村井満チェアマンは本当にJリーグ本来の魅力・醍醐味であったはずの「均衡・下剋上」のドラマを壊してしまったと感じる。パフォームマネー以前のJリーグ、特にJ1は、2008年千葉のミラーマジック(当時のアレックス・ミラー監督の采配などによる最終節での逆転残留)、2005〜2013年の大宮の残留力、2012年新潟が神戸、G大阪を制しての残留などは本当にドラマチックで、戦力下位のチームでもやればできるという励みになったはず。一方で過去の東京V、広島、柏、FC東京、G大阪、C大阪の衝撃的な降格については、Jリーグならではの怖さと同時に上位陣も絶対的ではないという面白さでもあった。村井満チェアマンは大学までは自身もサッカーをプレイしていたが、卒業後に大企業リクルート入社したエリートゆえに、どうも弱者切り捨ての血が濃いのだろうか。特に2015年からは「ACLではJリーグクラブが優勝しなければいけないんだ!」とJクラブによるACL制覇に異常にこだわるようになった。

ただ、村井チェアマンはJリーグチェアマン就任直後には、浦和サポーターの鳥栖戦での差別的横断幕騒動で毅然とした対応をしたり、全国にあるチームのホームタウンを一通り行脚して頻繁に名刺交換するなど、営業トークだけでなく体を張れる好漢のイメージがあったはずだ。それが先述したように2015年からJクラブによるACL制覇に異常にこだわるようになり、ACL参戦チームだけが強ければいい、中位以下のチームなんて知ったことではないと思われる素振りが目立つようになってきた。

だが一部の強豪だけが強ければいいというやり方では、中国や韓国の二の舞になるのがオチだ。特に中国は近年広州恒大などが大物外国人を札束で頬を叩くように強奪しているが、血の通ってないやり方のためか、ボールを預けられる大物外国人は早いうちからクラブへの愛情が低下、中国人選手は全然成長せず、代表チームはいつも惨敗続き。韓国KリーグのチームはG大阪以外のチームにはやはり惨敗するようになった。つまり最近の村井チェアマンの考え方はこの落ち目のライバルに近いもので対岸の火事と笑っている場合ではないのだ。

Jリーグも中国や韓国の二の舞になりたくないなら、鹿島や浦和など一部の金満チームだけ強くするのではなく、下位チームまでが満遍なく強くなる必要がある。そのためには下位チームにもっと手厚く投資することも必要ではないのか。最近では湘南がJ1昇格決定寸前の時期に馬入サッカー場天然芝グラウンドが台風の影響で水没というアクシデントがあったが、こういう時こそJリーグが率先して救済するべきではないのか?もし長崎が同様の事態になっていたなら、やはりジャパネットたかたの高田明社長が率先して救済に乗り出しただろう。だからこそ村井チェアマンには就任1年目のような健全な姿勢を取り戻してほしい。

今度浦和がACL決勝に臨むが、間違っても浦和を優勝させるためにパフォームマネーで審判を買収するとか小賢しいマネはしないでほしい!せっかくのパフォームマネーなのだから、リーグ全体の底上げや設備・環境のさらなる充実化など、健全な使い方をしようよ・・・。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
本当に浦和は特にACLでひいきされ過ぎ。やはり村井チェアマンがパフォームマネーで審判を買収とかしていたんでしょうね。準決勝の相手上海がかわいそうだと思いました。あらためて浦和にはACLで優勝してほしくないですね。村井チェアマンもこれ以上余計な真似はしないでほしいです。どうせ大金を得たのならもう少し弱者救済を考えてほしいですね。
Tama
2017/11/15 21:41
結局村井チェアマンはJリーグ、ひいては日本サッカー全体の未来のために投資すべきなのに、ACLでJリーグクラブに優勝してほしいという自分の都合や名誉のためだけにパフォームマネーを八百長などのためにしか使っていということ。村井チェアマンの自己満足のために浦和がACLで優勝する姿なんて見たくない!アルヒラル頑張れ!審判も村井チェアマンに流されないで毅然とした笛を吹くように!
よっち
2017/11/17 18:34

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