松坂大輔、ファンサービス中のまさかの右肩負傷!もはや今後はファンサービスの在り方を考え直すべし!!

既に昨日ネットで見た話だが、中日の松坂大輔投手が沖縄・北谷キャンプでファンとの交流の一つ、ハイタッチの際にファンとの接触の際、強く右手を引っ張られたらしく、右肩に違和感を覚え、当分ノースロー調整を余儀なくされた。こうなると開幕も厳しくなったと言わざるを得ない。

世間では、松坂大輔=怪物のイメージが強いため、いくらその時のファンが怪力だとしても「嘘だろ、ありえない」と驚くだろう。だが松坂はソフトバンクでは3年間投げられず、ガラスのエースとなってしまったのだ。昨年は6勝をマークしたが、往年の力強い速球よりもむしろ円熟味のあるかわす投球がメインになっていた。そんな状況だからこそ些細な事でも右肩が壊れてもおかしくはないのだ。

こんなオチもある。1989年、当時オリックスの主砲だった門田博光氏はホームランを打った直後、出迎えてきたブーマーとのハイタッチで右肩を脱臼。ブーマーは当時あの清原和博と本塁打王を争うほどの怪力で例外かもしれないが、同じプロアスリート同士の気軽なハイタッチでも一歩間違えれば大ケガにつながるという典型例だ。要は偉大なエースや4番であっても体のメカニズムは想像以上に繊細なものだ。

だからこそ練習やキャンプの段階だとしても、一般のファンには軽率なことはしてほしくない。もちろん当時のファンの方は悪意はないだろうが、それでも松坂ほどの人気投手相手なら、本人が右肩に不安を抱えているなどの事情は察してもらいたかった。

あと、この手のファンサービスで気になることがある。
それはサイン転売問題だ。近年はプロアスリートや有名人のサインをもらっても、あっという間にヤフオクなどでネット転売されるケースが見られる。当然ネームバリューがあるため、高値が付くことが多い。

だが、せっかく誰もが憧れるようなプロアスリートや有名人が自分の時間を割いてまでサインしてくれたのにそれを転売とは失礼ではないか!そもそもそこまで憧れる相手からもらったサインなら光栄に思ったり、御守り替わりにしていつまでも残すのが普通のはず。それなのにあっさり転売されたら、転売した側はそれなりにカネを得てうれしいだろうが、プロアスリートや有名人からすればバカにされたようなもの。憧れも実はカネに劣るというなら、それは本当のファンじゃない、むしろ敵といっていいだろう!

そう考えると、もうファンサービスの在り方を考え直すしかない。
例えばサインであれば、転売をあらかじめ防げるような仕組み、例えば自分の名前を事前に書いたものにだけサインするとか。握手やハイタッチについては、選手の体調を考慮することを前提にしたルールを設け、それを破ったらその本人の出入り禁止は当然として、一定期間選手に触れるサービス自体自粛するなど。芸能界、特にアイドルについては、AKB48を筆頭にした握手会や総選挙でのCD購入券システムが思い浮かばれる。ただ近年一部のファンが暴走し、アイドル本人が危険にさらされ、被害にあうケースもあっただけに、握手会など接触系のファンサービスは残念ながらやめた方がいいような気がする。

私自身も数年前にプロ野球での野球女子ブームが流行った際に、こんなやり方では一過性で終わると述べたことがあったが、どうも最近の出来事を考えると、過剰に迎合するようなファンサービスは間違っているという考え方は正しかったように思える。

プロアスリートや芸能人といった有名人は「ファンあって」のものではある。それでも自分たちの生活があるわけだし、軽率なことでケガやトラブルに展開したら本末転倒だ。そしてフロントや社長主導で過剰なファンサービスを要求しても、結局最後までついてきてくれるのは長年の固定層だけ。過剰なファンサービスを始めてやっとついてくるファンはほぼ一見さんか転売目的でしかない。

一方プロアスリートや芸能人も本来なら迎合的ともいえる過剰なファンサービス頼みではなく、自分たちの本業で勝負すべきだ。特に松坂を含めたプロ野球選手ならば、グラウンド上で結果を出せよといいたい。それが本来の姿だ。プロ野球選手にそれ以外のものを求めること自体がおかしいのだ。他の何かを求めるなら野球なんて見なくていいし、転売目的でサインを求められてもむしろジャマになるというもの。そしてフロントや社長も迎合的なファンサービスはむしろ強要しないでほしい。今回の松坂のような悲劇はもう見たくないから。

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この記事へのコメント

真実
2019年02月17日 21:36
どうも日本という国では、スポーツそのものに対するリスペクト文化が遅れているような気がする。以前からここで書かれている「スポーツ至上主義」(実際はヒーロー偶像化だと思うが)というのもその現れなのかもしれない。今回の松坂にしろ、近年の清宮幸太郎や浅田真央、昔のベッカムもそうだったが、マスコミは彼らをヒーロー・ヒロインに祭り上げることで視聴率を稼ごうとしているのだろうが、報道で繰り返されるのは彼らのどうでもいいゴシップばかりで、スポーツ技術の分析、なぜ彼らがアスリートとして凄いのかについては一切語られない、というか語れるほどの取材力・考察力もないのだろう。だから一時のフィーバーで終わってしまうだろうし、少しでもその寿命を延ばそうと変な迎合サービスに頼るのかもしれない。
ソチ五輪直前の羽生結弦は賢かったな。カナダ留学という形で結果的にはマスコミの雑音から逃れられたのだから。

今NHKでノーベル賞の話をやっているのを見て思い出したが、こっち系もスポーツ報道と同じ傾向があるな、と思う。受賞者の人柄やら何やらは報道するが、研究そのものの価値については語られない。小保方氏の時も。




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