キャプテン翼はやはり中学生編が一番面白かった!当時のようなギラギラ感とぶつかり合いがまた見たい!

最近サッカー界全体がカネが全ての風潮に染まり、サッカーに興味がなくなった私だが、サッカーの人気漫画「キャプテン翼」もつまらないなあと思えてきた。最近はグランドジャンプで五輪編が続き、直近は準々決勝ドイツ戦だが、あまり感情移入できない。やはり漫画本来のギラギラしたような熱さや激しくぶつかり合うデュエルがなく、変にスマートっぽくなったからだろう。

確かにキャプテン翼もプロ編になり、プロ仕様にする必要性はあっただろう。試合における駆け引き、ペース配分、組織的戦術、さらには実在するプロのスター選手を模したキャラでも下手に恥をかかせるわけにはいかないという事情などもありそうだ。とはいえ、スマートになりすぎて、白けるだけではないだろうか。

漫画は元来、非日常であるべきなのだ。そう考えると最近のキャプテン翼は技術・戦術的スマートさは出ていると思うが、本来の非日常という醍醐味が感じられない。

大空翼の中学時代を描写した中学生編は本当に面白かった。翼率いる南葛中学が全国大会V3を狙うストーリーだが、中学生ならではのドラマが満載だった。V3を狙う中での仲間の慢心~翼の檄、中沢早苗の女性としての成長~翼との恋愛、日向小次郎のチームと個の間で揺れる葛藤、ライバルたちの翼への挑戦など・・・。本当に当時は中学生主体のストーリーだったが、生々しいドラマチックな展開がよかったのではないか。

中でも翼と日向の3度目となる南葛中学vs東邦学園の決勝戦こそが最高だった。前半は東邦が圧倒していたが、南葛が1-3とビハインドの中、翼が日向のタイガーショットを跳ね返すドライブシュートで2-3にすると試合は盛り上がった。その後は南葛は翼中心ながらも修哲トリオが絡んだ技量の高さを活かし、東邦は日向がチームプレーに目覚めて激闘。3-3で迎えた終盤には信じられないドラマが・・・。

終盤東邦は日向がノーマークでのシュートチャンスで優勝目前だったが、日向は動けなくなった翼に檄を飛ばしてボールをぶつける。そして翼の足元に入ったボールにスライディングするが、翼はジャンプ一番かわし、東邦ゴール前まで突入。ドライブシュートを打つ瞬間、日向が立ちはだかりドライブシュートとタイガーショットが激突。この時翼は2点目の時同様先に日向に打たせて跳ね返すかどうか考えたが、
男と男の真っ向からの勝負だ!!」とあえてぶつかり合った。日向は後ろに倒れたのに対し、翼は踏ん張って一歩先にドライブシュート打ち直し。
いけェ おれたちの夢を乗せ勝利の虹をえがけ 決勝のドライブシュート!!」がすごくカッコよかった。このシュートはGK若島津健に跳ね返されたが、左肩を痛めて右手一本の手刀ディフェンスも見事だった。東邦ゴール前にこぼれたルーズボール合戦になるも、再び翼の目前にボールが転がる。翼は跪いていたものの、再び立ち上がりドライブシュート。今度は日向がゴールポストの反動で飛び、ドライブシュートをうまく跳ね返すタイガーショット。
南葛ゴールまで90m以上あるにも関わらず一気に南葛ゴールネットに突き刺さるくらいの勢いだったが、またしても翼が反撃。ジャンピングボレーシュートで打ち返し、まさに閃光が飛び交う。今度こそ南葛勝ち越しと思われた瞬間、若島津が立ち上がり、体全体でボールを覆うが、ボールごとゴールに飛ばされる。最後は日向が再びゴールポストからのジャンプで今度は若島津ごとボールをキャッチして南葛の勝ち越しを阻止。

あれほどのすごいシュート合戦で左手が使えない若島津がドライブシュートを止めたのもすごいが、翼と日向のスーパーシュート合戦は本当に興奮したものだ。石崎了、沢田タケシなども含めた両チーム選手のギラギラしたような表情・描写もよかった。やはり漫画ならばこのくらいの非日常感が必要だとあらためて感じた。

中学生編では他にもボクシングをしていた神田幸志と中沢早苗をめぐっての決闘シーン、東邦vs明和東で見られた明和東の駆け引きの巧さや特攻スライディング部隊も見ごたえがあった。特に明和東の戦い方は当時は地味で武骨だったが、最近サッカーに興味がなくなった私にとっては、面白いものだと感じられた。特攻スライディング部隊もこれまた激しくてカッコよかった。最近はサッカーに限らず、スポーツ、特に日本のアスリートはやたらと甘やかされ、スポーツさえやっていれば何をしても許される風潮が見られ、自分的には鼻につく。また日本サッカー特有の小手先の技術やパスワーク中心の戦い方もマンネリ感が感じられる。だから今後は日本と対戦する相手こそ、明和東みたいな武骨さと狡猾さ、激しさを前面に出した戦い方で日本を苦しめ、最近の日本における、甘く、歪んだスポーツ至上主義が間違っていると突き付けてほしい。

スポーツ至上主義に染まった日本社会に対して不満がより強まっていた私だが、昔から持っていたキャプテン翼単行本、特に中学生編を読み返してみると何となくスッキリしたものだ。現在進行中のストーリーでもどこかで中学生編みたいなギラギラしたシーンや激しいぶつかり合いが見れればいいなあと思う。

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