ああプロ野球界、女性ファン獲得重視のあまり勝利への執念が欠けてないか?もっと巨人に牙を剥こうぜ!

昨年のブログでも述べたことだが、近年はプロ野球の応援に夢中になる女性ファンが増え、球界全体も新規で女性ファンを増加させようとするビジネスが目立つようになってきた。

女性ファンが増えることで、その女性がいずれ結婚し、子供が生まれてから野球をやらせ、人材レベルがある程度は保たれるという期待はわからなくもない。今後も大谷翔平や田中将大、イチロー、松井秀喜のような飛び抜けた力を持つ人材が台頭するならば、野球人気は保たれるはず。またプロ野球チームも基本的には利益が求められるため、ブームに乗ってでも稼げるときに稼ぐのも戦略ではある。

その代表格が近年のカープ女子だが、最近はオリックスも昨年の優勝争いなどで盛り上がり、女性ファンを「オリ姫」と呼ぶくらいだ。ちなみに昨年は観客動員が前年比で18%も増加したのだから、これまでの球団史からすればただごとではなく、効果はあったといえよう。他チームにしても、女性ファンを特別でユニークな呼び方をするのだから、ここまで見た限りは女性ファン拡大の戦略は実を結んだことになる。DeNAも今年からは創業者でもある南場智子が球界初女性オーナーに就任するなど、むしろ女性の目線での野球観戦だけでなく、球団運営という新しいビジネス時代に到来しようという機運も見られる。一時期野球人気が低迷したことを考えると、こういう改革は昨今の成果からすれば決して悪いとは思わない。

一方、ちょっとやりすぎで、プロスポーツとしての本質を見失いつつあるという不安もある。
プロスポーツというのは、最終的には勝つことが一番大事なのだ。ファン・サポーターもそれを強く求めている。それなのに、近年の女子ファン増加ブームが追い風であるにしても、チームによっては、過剰な迎合ビジネスにこだわり過ぎて、本気で勝ちたいという意志が感じられないケースも見られる。特にセ・リーグにおいては、ここ3年巨人戦でふがいない戦いが見られることが多い。もちろん戦力差は仕方がなく、同時に長年囁かれている「ジャンパイア」「ドームラン」といった巨人びいきに泣かされるケースもある。戦力補強にしても、今オフは巨人一人勝ちではないものの、目立った主力は移籍となると巨人第一主義が多く、さもなければ大リーグ流出がオチだ。それに対する慰留にしてもかつてはユニークなやり方で引き止めることが少なからずあったのに、今は型にはまったような真面目すぎるやり方ばかりで、移籍候補選手のハートを掴みきれず、弱体化が進むケースが大半となっている。ここでもやはり鍵になるのは、「本気で勝つ、そして優勝したい!」という意欲の度合いではないか。巨人やソフトバンクが流出率が低いのは、単に条件・待遇の良さだけではないのだ。勝ちたいと思わなければ優秀な選手ほどチームへの愛着が薄れるのは当たり前のこと。

サッカーJリーグでもC大阪は2013年にセレッソ女子ブームで集客を増やし、2014年開幕前には世界の得点王ディエゴ・フォルランを獲得、柿谷曜一朗(現バーゼル)とのゴール共演会を期待されながらも、監督(特に最初の2人)采配の杜撰さ、フロントのドタバタぶり、けが人続出などでJ2降格したが、W杯からリーグ再開する時点で既に残留争いしていたため、練習場・スタジアムとも客足は低下していた。この事実を見ても、やはりプロスポーツは勝ってナンボということ。

ただ、勝つことが大事とわかっていても、近年はどうしても巨人に優勝させなければという状況になってしまっている。昨オフまでは有力選手は概ね巨人か百歩譲ってソフトバンク、阪神に行きたがる傾向が強く、リーグ戦が始まっても一時期のような巨人キラーは見られなくなったのがいい証拠。これは昔からの言い伝え、あるいは暗黙の了解ともいえる「巨人が勝てば景気が良くなる」を貫き通したい事情があるからだ。いうまでもなく、政財界が望む「円安株高」「さらなる消費税増税」のために、上っ面だけでも景気をよく見せる必要があるという陰謀による。そして昨今のアベノミクス、つまり理不尽な円安・値上げにより、賢い国民ほど生活必需品以外には出費を惜しむようになり、当然興行に位置づけられるプロ野球観戦も以前より足が遠のく傾向がある。ある意味これこそが女性ファン増加、ひいては迎合ビジネスにこだわる最大の理由ともいえよう。だが、こんな魂胆に気づけば近年イケメン選手が多いカープを応援しているファンを中心にせっかく増えた女子ファンも白けるだけじゃないのか。

そしてセ・リーグではもう一つ不安がある。DeNAの南場智子オーナーだ。彼女は典型的な勝ち組エリート経営者である。育ちがよく、斬新なアイデアに富み、世渡りも上手。だが、この気質こそがプロ野球で勝つためには命取りになるだろう。せっかくあの弱い戦力で昨年はかろうじて巨人戦に勝ち越したのに、前任オーナー以上にスポーツとは無縁だった人物がオーナーではまさに昨年のC大阪の二の舞じゃないか?何より世渡り上手ということは、政財界にいい顔するということ。つまり政財界が望む巨人優勝をアシストする危険性が高い。昨年までは広島がカープ女子人気の裏で、野村謙二郎前監督の方針上、巨人戦ではあまりエース級をぶつけず、CS圏進出できればOKの戦いぶりが問題視されたが、今度はDeNAが巨人持ち上げ、他チームイジメで星を稼ぐかと思うと、本当に気分が悪くなる。これは長年プロ野球及び関連の情報を見てきた者の経験則からの推測だが、杞憂ではなくほぼ実現されそうだ。

だがもう今年こそは、球界、というか他チームは巨人ブランドに怯えず、勝利、ひいては優勝への執念を見せてほしい。広島は黒田博樹の復帰が大いに期待できる。少なくとも直近になるほど成績が下降、体力衰退しているわけではないし、長年愛着ある古巣への復帰、それに伴うチームの一体感が高まるので、いきなり15勝以上は酷だとしても、心理的なプラスは望めるはず。監督交代も現時点ではプラスと見られる。他のチームもこういう補強・出戻りは望めないものの、それでも軟派で不純な迎合ビジネスに偏るヒマがあるなら、もっと知恵と情熱を持ってチーム強化したらどうだといいたい。そして巨人包囲網を強く敷くべきだ。弱者ほど準備が大事なのだよ。かつて最強だった森西武なんてあれだけ強くとも常に真摯に勝つことに心血を注いできたじゃないか。当時の彼らのような姿勢を見習わないとね。
ましてや経営陣は、なまじ厳しい戦力で巨人を出し抜き、首位を突っ走ることになっても「勝ちすぎてつまらない」なんて寝言をほざかないように。とにかく他チームが1987~88年に見られた星野仙一監督率いる中日のような巨人に対する喧嘩腰な戦いぶりをすれば球界は久々に盛り上がるはずだ。

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この記事へのコメント

だいすけ
2015年02月06日 08:45
ホントに巨人中心のプロ野球はつまらない。ましてや女子ファンが増えているチームが巨人戦で負けてばかりではすぐに女子たちに見放されちゃうよ。他のチームには意地を見せてほしい。
くたばれ読売!くたばれジャイアンツ!
ぽか
2015年02月06日 13:10
相変わらずのことだけど、政財界の巨人びいきは本当に見苦しいし、審判もジャンパイアなんていわれるくらいだから、野球もかつての魅力が失せてしまったね。でも巨人の4年連続リーグ優勝だけは阻止してほしい。あとは南場オーナーが新鮮味を全面に出そうというなら、今年も巨人に勝ち越さないと説得力ないでしょう。
何より「巨人が優勝したら景気が良くなる」ということは言わないでほしい。
ぽぽ
2015年02月21日 01:56
日本のプロ野球って八百長やってると思うんだけど、誰でもいいから調査して欲しいと願います。
プロ野球スキャンダルで調査が入れば巨人や中日は怪しいんじゃないかな

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